08 January 2011

ハポン - ダイジェスト


日本にいると言いながら、気づけばバルセロナである。
時が経つのは早いもの。
日本に帰ったらあれもしたいこれもしたい、
と考えていたものの、できたことといえばほんのわずか。

滞在中はまったくヨーロッパ時間が抜けなかったというのに、
いざバルセロナに戻ると今度は日本時間に体が変更・・・。
朝も早よからつれづれなるままに、心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書きつくろう。あぁ、あやしうこそ物狂ほしけれ。




















お取り寄せおせちなぞには私の食べられるものは皆無で、
ただ眺めて日本気分を味わっただけであったが、
やはり何が食べたいって、それは母の手作り。
煮卵、今年はバルセロナでも挑戦したいが、
こちらの賞味期限がやたら長い卵には不安を覚える。。。















慌ただしくもここは外せんと、中目黒collanにて
Mr. Miyazawaに髪結いしていただいたり、
バルセロナ訪問第一号のチエミちゃんに再会したり。


新丸子、ユッキー&ミッキーこと関夫婦とは
イタリアちょうちんでたらふく海の幸を食らい、
山積みになったホタテの貝殻で武田久美子を気取った後は、


ミッキー調達のNHKスペイン語講座でビバ・エスパーニャ!
そうして次会う時は新しいマンションに越してゆく〜、
や〜まだくん、さ〜よなら〜♪をしてきたのであった。


そして初詣もそこそこに、葉山牛に舌鼓。
久々にいいお肉で少しは血液が増えそうな新年の幕開け。
しかしながら、ここらあたりから私の胃の許容量は限界を超え、
常に膨満感とともに過ごすことになる。


あーさま&くぼっちペアと再会の頃には、
日本到着時より2.5kg増・・・。
正月太りとはこういうことを言うのであろう。
それでも念願の中華を
諸先輩方の人生訓を聞きながら心ゆくまで堪能。
いつかこの丸の内でヒールの音を響かせる日が来るか来ないか・・・。


前日ベルリンより帰国のねぇさん。
EU内にいながらひとまず日本での密会となった。


泣いても笑っても最終日。
こちらもバルセロナ訪問組のウタさんと鎌倉散歩。


海辺のバルセロナに明日帰ろうというのに、
やっぱり鎌倉の海が見たいと言い張り、
昼間のぽかぽか陽気と打って変わって、
突風が吹きすさぶ由比ケ浜へと連行してしまった。


そして最後の晩餐。
ウタさんからいただいた手作りパンと共に出てきた のは、
私がバルセロナから持ち込んだつまみたち・・・。
戻れば嫌というほど食べれるのですが。。。
というツッコミも 我が家ではどこ吹く風。
それでも楽しい食卓となった。


一夜明け、なぜか私は空港内をダッシュすることに・・・。
余裕を持って空港に到着したのが仇となり、
KLM職員にAir France便への変更を懇願される。
おかげで予定時刻が2時間早まる。
あれよあれよという間に搭乗時刻。
母とのランチも叶わず、別れの余韻もないまま出国手続きへ。
すでにファイナルコールが連呼され、
生まれて初めて名前を呼び出されるハメに。
予定時刻の3時間前に空港に着いた筈なのに、
なぜか遅刻の烙印を押されるのであった・・・。


おかげかどうか、
アムステルダム経由が急遽シャルル・ド・ゴール行きへ。
雨降るパリを代わりに眺めておいたぞよ、ユッキー。


そうして戻ってきました、バルセロナ。
冗談ではなく新年、この街では未だにクリスマスが続いている。
出発前とまるで変わらぬ風景に、
日本滞在がまるで一夜の夢のように感じられたのであった。

04 January 2011

Feliç Any Nou!!!


あけましておめでとうございます。

と、新年のバルセロナの風景をお伝えするつもりが、
この風景、空港バスの車窓から見えて来た。
似てるけどやっぱり違う我が故郷、横浜。

クリスマス前の熱病から浮かれたままの到着。
正月はやはり日本という結論か・・・。


とはいえ、帰国早々、日本の中のスペイン訪問が続く。
一年に一度、高校時代の恩師の生存確認。
こちらがスペイン語で話しかけても日本語で返事が・・・。
さすが私の親より日本生活長いだけある。。。
相変わらずの毒舌ぶりにまだまだ元気だ、と一安心。


そして愛人ユッキーと定番スペインバルにて再会。
う○ち人形カガネが見守る中、
バルセロナよりおいしいかもしれない3種のタパスをパクつく。


そして自宅ではバルセロナから調達してきた
Penedés産のワインで乾杯!
「母上、白い御飯が食べとうございます」
とならない悲しい嗜好。

特に日本らしいことをすることもなく、
時差ボケにひたすら苦しみながら、
それでも今、私は日本にいる。

18 December 2010

Bon Nadal - 2


こんにちは。
今年最後の授業を目前にしてカゼを引き・・・。
このパターンは日本にいた時と変わらぬようで、
夏休み、冬休み直前は気が緩むのか必ず体調を崩す。


とはいえ、 クリスマスは待ってくれない!
街は一層華やかさを増している。
上の写真はスペイン定番デパート、EL CORTE INGLESのもの。
入り口でサンタがキャンディーを配っているのだが、
各入り口に1サンタが配置されていて、下手したら
サンタ同士が鉢合わせするんじゃないかとはらはら・・・。


クリスマス市も開始当日に比べるとかなり賑わっていて、
人をかき分け前に進むのがやっと。 
それでも通りには生のもみの木の香りが辺りに立ちこめて、
行き交う人々の会話に耳を傾けるだけで幸せな気分になる。


各ピソの玄関にはそれぞれ個性の出たリースも飾られ、
毎回前を通る度に、それを見るのが楽しみである。
壁の薄い我が家・・・今も上階からクリスマスソングのおすそわけ。



ちょいと熱っぽいので、
後はひたすらイルミネーションをお届けしたいと思う。
いくら体調が悪くてもクリスマスパーティーは待ってくれない。
もう一眠りして平熱を取り戻すとしよう。
アデウ。

Av. Portal de l'Àngel
Passeig de Gràcia
Rambla de Catalunya
C. de la Princesa

06 December 2010

餃子パーティー!


こちらに来てから一度はやらねば!
と思いつつずっと実現していなかった餃子パーティー。
この週末、やっと開催にこぎつけた。

餃子と言えば我が一族の秘蔵レシピ。
前の週からスカイプで親にレシピを再確認する入念さで挑んだ。
ほんとはね、皮も作りたかったんだけど、
他のメニューもひとりで作るとなるとてんやわんやで、
今回はオリエンタルスーパーにて購入。


さて、見た目にはそれらしきものができあがりホッとした次第。
ゲストの中にベジタリアンがいたので、
ノーマル餃子の他にベジ用キノコ&チーズ餃子も。
焼く前の見た目は同じでも焼くとちょっとベジ用は黒っぽくなった。
一回目、焼いている最中にうっかりおしゃべりに夢中になっていたら、
表面がかなり焦げてしまって・・・。まぁそこはご愛嬌か。
本当の姿を知らない彼らに救われた。




他にも写真のカプレーゼ風なものや、
ラタトゥイユ、ガルバンソとほうれん草の炒め物、
各種タパスにリンゴのタルト・・・。
すべて手作りとなると前日からの準備も含めて、
えっらい時間がかかった。
こんなこと日本の実家でよくやっていたと思うと、
親に感謝の一言。


ふたを開けてみると、私は作るのでお腹いっぱいで、
いざパーティーが始まるとまったく食欲のないことに気づく・・・。
ということで、ひたすら飲みつつゲストに食べ物を進める
お母さん役に徹した一夜であった。

日本にいた頃、家に遊びに来た友人にキャンベルスープを出して以来、
私が料理をするということをまるで信じていないようなので、
ここに証拠として記しておこう。

05 December 2010

Bon Nadal



日本ではハロウィーンが後にはクリスマスモード突入だったような。
クリスマスの本拠地、スペインでも12月に入って、
ようやくクリスマスモード全開。
街のイルミネーションが一斉に点灯。
それはそれは美しい。酔っているとますますキレイに見える。笑


これはウチのご近所。
海の近くだけあって、魚がモチーフのイルミネーション。 
ただ歩いているだけで心が温かくなる季節だと物思いに耽る。


12月3日からはカテドラル前のSant lluisクリスマス市もスタート。
なんだかお盆のナスやキューリを思い出すけれど、
これはCaga Tioといって、木の切れ端に顔と足がついた人形。
その名も「うんちおじさん」・・・。
クリスマスの15日前に家の食堂に飾って毎日子ども達が、
お供え物をするんだとか。
そして、クリスマス当日、歌いながら彼らを棒でバシバシ叩くと・・・
毎日お供えしたものを栄養に、彼らがプレゼントを排泄するってわけ。
なんだかな・・・これでいいのかカタルーニャ・・・。

そして極めつけはこれかしら。
Caganer人形!!!
これも名前のとおり、う○こしてるのだ。
誰に聞いてもこの人形がクリスマスに登場する意味って
はっきりした答えが返ってこないのだけれども、
ちゃんと出して健康に!ってことなのかしら。
オーソドックスな赤い帽子をかぶったものもあるのだけれど、
毎年政治家や旬な人を型どったCaganerも登場。
羽子板市の感覚と同じですな。
これはバルサのブジョル。
似てるか似てないかは想像力にかかってる・・・。


まぁこんなんでクリスマスがスタート。
外は寒いけど、街歩きが楽しい季節。
また追ってレポートしたいと思う。

12 November 2010

清き一票を!?


こちら、ハロウィーンの続きではない。

昨夜、友人と飲みいざ帰りましょうとなった時、
近くになにやら人だかりが。
覗いてみると、扮装した一団が演説していたのだ。

実はこの人たち、今月28日に行われるカタルーニャ州選挙に
立候補しているCORIという政党の候補者たち。 
ギャラリーは冷やかし半分に演説を聞いていたけれど、
本人たちはいたって真剣。深夜0時をまわっていたけど・・・。

写真のエルビス・プレスリーの格好をした
おじさん(Ariel Santamaria)が手に持つポスターは、
ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』のパロディーで、
女神の顔が、写真左のおばちゃん(実際は男)。
このおばちゃん、Carmen de Mairenaといって、
バルセロナでは有名は娼婦(?)だったとのこと。


そもそもこのCORIというのは、エルビスおじさんが
「右翼も左翼も20世紀的なコンセプトだ。
我々は21世紀的ヒューマニスティックな政党を目指す」
とカタルーニャのReusで立ち上げた政党で、
ご覧のとおり、自らが「際もの」となることで、
街にあふれる似たような境遇の人々の権利を訴えるのが目的とか。



カタルーニャ語での演説だったので、
全部は理解できなかったけれど、
訳してくれた友達によると・・・
「選挙に勝利したら市内全域にマリファナを植えます」
とか
「街に安心してセックスできるような場所を設けます」
とか
「市役所の前で素っ裸で写真を撮ってカレンダー作ります」
などなど・・・。
そしてズボンを脱いでおパンツ丸出し。
なので、写真、よく見ると社会の窓が開いている・・・。 

言ってることはすべて冗談としかとれないけれど、 
2007年の選挙では、1,831票獲得しているというから驚き。



最後にいただいたSantamariaの選挙ポスター。
なんてポップな道化姿!
そういば、日本にも覆面議員っていたよね・・・。

あなたの清き一票、彼に託したいと思う?


08 November 2010

パパモヴィル


たぶんもう一生会うことはないだろう人物にお目にかかったわ。
その人とは、ローマ法王ベネディクト16世(以下、パパ)!!
バルセロナにやって来て本日サグラダ・ファミリアでミサを行った。

というわけで、前日バルセロナ入りしたパパだが、
到着一時間前、偶然到着予定のカテドラルの前を通りかかると、
すでに人だかり。

パパの来訪には賛否両論あって、
私の回りはすべて反対派なので、
この歓迎ムードには驚いた。
というのもバチカンの青少年への性的暴力とか、
中絶や同性間の婚姻を認めないスタンスが、
今の時代、あまりにも現実離れしているわけで。


そんなわけで、前日から集まった人々は、
修道女だったり、カトリック系の学校に通う学生、
もしくはたまたま居合わせた観光客のようだった。

さて、本日、
朝から上空を旋回する報道ヘリの音で眠りを妨げられる・・・。
こうなったら・・・とバルセロナ市のホームページを開けると、
ご丁寧にパパが特製車、"Papamóvil"(その名もパパの車)
で通過するルートと時間が記載してある。

ということで、カテドラルが近所ということもあり、
サグラダ・ファミリアでのミサ終了後に、
その近くに行ってみることにした。
パパ見物というより、パパの見物人を見物に行くために。


いや〜、いますいます。
見物人より多い警察官の数。
数メートルおきにびっちり。
9月29日のゼネストの時より警備は徹底してたわ。

パパの通過ルートはもちろん全面通行止め、
サグラダ・ファミリア周辺は、
近隣住民、もしくは最寄りの店舗で働く人で、
なおかつ通行書を持っていないと入れないという、
厳戒例が敷かれたいたらしい。
そんなんで、近隣住民の中には、
パパの姿を見たい人にテラスを法外な値段で貸す、
という裏ビジネスまで横行したとかしないとか。


結局その手のビジネスは、
アジテーションの横断幕を掲げるために貸して欲しい、
という訪問反対運動を繰り広げる人々からの問い合わせばかりで、
失敗に終わったというが、確かにいた、テラスからの見学者。


そして時は経ち・・・。
通過予定時刻の13時を30分程過ぎた頃
ついに登場しましたPapamóvil。
すんません。
案外動きが速かったのと、自分の目で見たかったのが先攻し、
しけた写真しか撮れなかった・・・。
かろうじて手が写ってますな。

ドイツ出身だからかどうかは定かではないが、
papamóvilはさすがのメルセデス製。
高座から見物人に手を振っていた。
私には、建築家の故・黒川紀章が、
立候補時に使っていた選挙カーに見えてならなかった・・・。
もしくはデイサービスで連れて行かれるおじいちゃん。


こちら後頭部。
写真はないけれど、私はちゃんとお顔を拝見。

この流れで、その前には国王と王妃も通過したそうで。
車は見たけど、まったく中身には気がつかなかったが・・・。
これだけのVIPがバルセロナに集結するのもそうないことだろう。


あれこれと言われているが、
この数日、パパの訪問が逐一ニュースで報道され、
当然ミサの様子は同時中継。
そしてこれだけの人が集まるわけだから、
いくら信心深くなくてもここはカトリックの国なのね、
と改めて感じた日であった。







06 November 2010

学園祭クイーンを探せ!


日本では秋の学園祭シーズンかしら。
こちらも一昨日大学の学園祭がありまして・・・。
とはいっても今年はイリーガルらしい。
不況のせいで大学は祭りにお金は使いたくない、
というのが大方の見方。

そえば日本で学生やっていた頃、
私の大学の学園祭も当局と学生間の対立で中止になったっけ。
ことごとくそんな時に当たってしまうのね。。。

そんな祭り当日なのに、
5〜9時まで授業の予定が・・・。
日にち変更を切望した私たちだが、
残念ながらその日は課題提出の日。
先生、絶対ドSに違いない。

ほとんどの学生は授業がないかサボっているのに、
私たちは眠れぬ夜を明け祭り当日を迎えたのだった。

それでもその雰囲気を味わいたいと、
クラスメイトと3時半に集合してみた。
すでに大学構内、あらゆる飲み物片手に、
おかしなテンションの人々で溢れかえっていた。
近くにいたお兄さんから「バレンシアの水」と呼ばれる
オレンジジュースと炭酸水を割ったと思われる
怪しいお水を入手し乾杯。

ちょっとしたいい気分で授業に向かったんだけど、
退屈な授業はやはり退屈なままだった。
しかも、自分が持って来た課題の写真を
みんなに見せて説明しろと来たもんだ。
これで私の酔いはまったくもって冷めたもんだ。
外では大音量で音楽が鳴っているというのに授業続行。

結局ドS先生は9時15分を回っても授業を終えてくれなかったが、
ヘロヘロと教室を出て行くと、大学内、混乱を極めていた。


ビンやらカンやら、ゴミが散乱している。

さて、終電近くまでそのまま飲んだのだが、
帰りの電車は凄まじいものだった。
ラッシュ時の東海道線の東京〜横浜間と同じ距離、
ほぼ学生しか乗っていない車内は大声で歌う人々、
ほかの乗客にヤジを飛ばす意識不明の学生、
そんな中でトイレに行きたい私の意識も、
どこか遠くへ行きそうになり・・・。

そして学園祭クイーン、探し損ねたのだった。。。