ご近所で敢行中のセグウェイ・ツアー。
これ、一度でいいから試してみたい!!
一台余っているならちょっと乗せてよーとついつい思った場面。
と、これとはまったく関係なく、
3日程前夜中に帰宅するとネットが繋がらない・・・。
あれ〜となってリビングにLANケーブルの様子を見に行った。
すると電気をつけたその瞬間、見知らぬ男がのそっと起き上がった!
こういう時、案外人って冷静なんですな。
叫ぶわけでもなく、「えっ?」みたいな・・・。
そしたら寝袋みたいなのに包まれたその人、
「ココハ、アナタノイエデスカラ〜、ゴジユウニ、オツカイクダサイ〜」
みたいな片言のスペイン語で話しかけてきた。
いや、それよりなにより、あなたは誰?
とか疑問がまったく浮かばなかったのが奇跡だ。
「あ、そうですかぁ〜。こりゃ起こしちゃって失礼しました〜」
と遠慮気味に返事して、とっとと部屋へ辞退した私・・・。
酔っていたせいもあって、その日はそのままベッドへと直行。
状況がつかめたのは翌日のお昼も過ぎた頃。
二日酔いの頭を抱え、熱いシャワーを浴びる。
物音ひとつしないので、ピソには誰もいないだろうと思い込み、
バスタオル一丁でバスルームから自分の部屋へとすたすた。
が、そこでキッチンから登場したるは見知らぬ女!
「ごめんなさ〜い!!!」となぜか私が謝る。。。
部屋に駆け込み、ようやく前夜のことを思い出す。
で、一体だぁれ???あの人たち???
服を整え、いざ彼らとご対面。
聞けば同居人・イタリア人の友人で2、3日程泊めてもらうとか。
謎の男は、スイス出身。年齢もイタリア人とはちょっと離れているような。
一体どこで繋がっているかまったく関係性が掴めない。
それに男女で来たからといって、その二人、別々の部屋に寝てるし、
特にカップルってわけでもなさそうだし、漏れ聞こえてくる二人の会話、
なんだかつなたい英語なんだな・・・。
女の方はどこか別の国出身なのかも。。。
で、肝心のイタリア人といえば、その日の午後ちらっと会ったら、
「今夜からロンドンにちょっと行ってくるだけど、彼ら、その間泊めていいよね?」
おいおい、自分不在で人泊めるかー??という手の突っ込みは通用せず。
って、もういるし。。。ダメもなにもないよね・・・。
なんかすっきりしないままだったけど、
大学の授業で急いでたし、とりあえずOKってして外出。
そしたらその夜からめっきり体調崩し発熱。
こんな時、知らない人と話す程シンドイことはない・・・。
今夜は帰りたくない病を発症したが暖かいベッドの誘惑には勝てない。
気を重くしながら帰宅。
やっぱりいるよ彼ら。。。
ちゃっかりリビングでスカイプ通話なんかしちゃって、
まるで自分の家みたいだし・・・。
でも、具合悪いんだけど・・・って言ったら、
「ショウガ紅茶、温まるよ〜。良かったら飲んで〜」
とか、
「これさっき作ったの、自由に食べてね〜」
とか、
他の同居人よりよっぱど親切。
たくさんのフルーツと "KYOTO HOUJICHA"と書いたお茶も勧められる。
その後、ウィルスをまき散らすまいとほぼ部屋に引き蘢っていて、
彼らとほぼ会話してないけど、謎はまだ残る。
昨日、隣の部屋からほぼ半日聞こえた三味線の音色っぽい音楽・・・。
偶然の日本趣味にしちゃ出来過ぎのような気もするけど、
ま、いっか。今朝もコーヒー淹れてくれたし。
早いとこ回復して、この謎を解きたいところだ。
あ、ちなみに今、新同居人募集しております。
バルセロナ在住でピソをお探しの方ご存知でしたら、どうかご一報を!