25 June 2010

Sant Joan


本日はSant Joanの日でスペインはお休み。
日本でいう夏至を祝う日で一年の豊穣や健康を祈るとのこと。
家の近所ではSant Joanのシンボルである火を掲げるこんな光景も。

この日は、Cocaというナンのようなパンの上に、
砂糖漬けのフルーツやら松の実、
そして砂糖をまぶして焼いたものを食べたり、
Cavaを飲んだりという習慣もあるとか。
パン屋さんにはCocaを求める人たちで行列ができておった。

前夜には、爆竹を鳴らして花火を打ち上げるので、
昨夜は街中大騒ぎ。


打ち鳴らされる爆竹の音にびくびくしながら、
私もお誘いを受けたバーベキュー会場へと向かうのだった。



家族で集まって食事をするのも一般的。
友人宅の屋上からご近所さんを見渡すと、
すでに宴が始まっているお宅も。




この時点で10時近いはずだが、まだまだ明るい。
夜更かしするにはもってこいの季節の到来だ。


こちらに来た当初は夕飯が遅い・・・とか思っていたけど、
彼らは自分たちの気候に合った生活をしているんだと納得。



燃え盛る石炭を見つめながら、
日本の練炭自殺の話をしたらひどく驚かれた。
って、こんな日になにを思い出しているのだろうか私は・・・。



さて、バーベキューは男の仕事。
お肉はお任せして、後はひたすら飲んで食べておしゃべり。
ここでも話題はスペインの経済危機について。
いまだに彼らが議論しているのかケンカしているのかの
区別がよくつかない私・・・。
興奮してくるとみんな人の話聞いてないものね。。。
下界からの花火の爆音に負けない大声が一体どこから出るのやら。


とってもステキな夜だったのだけど、
これが永遠に思える3時過ぎまで続くと、
さすがに意識が朦朧と・・・。


ようやくお開きで帰宅の途につくも、
明け方のメトロにはまだまだ人がたくさん。


あ、でも結局、「サン・ホアンって誰?」っていう
私の素朴な疑問には誰も答えてくれなかった。
というか誰も知らなかった・・・。未だ謎は残る。





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