29 September 2010

喪失後 - それでも祭りは続いてる

記憶喪失から日にち変わらず、ついにこの日がやって来た。
何をするにもスローモーションのように感じられ、
シャワーを浴びた時間が永遠のように思われた。
そして目の下のクマが確実に危険領域な濃さに・・・。


それでも祭りは止まってくれない。
メルセで一番過激な夜を迎えたのだ。



まずはこの画像から。
過激派の人たちではないとだけ宣言しておこう。



こちらも親子で完全防備。


子ども達も準備に余念がなく・・・。
だって、こうなるんだからね。


コチラ、Correfocといって、
仮装した人たちが、棒の先についたでっかい花火を持って、
太鼓のリズムに合わせて踊り、練り歩くもの。
それが、見物客の目の前で繰り広げられるから尋常じゃない。
素肌をさらした時点でアウトである。
開始を告げる一発目の爆音でもはや心臓が止まりそうになる。
衝撃波が直に感じられる至近戦の始まりだ。


2006年の夏、Aさまとこの火の粉の中に突入して、
この熱さと恐ろしさについては十分理解していたはず。
だから今回は遠巻きに見物よ〜と余裕をかましていたら、
火の粉が勝手に近づいて来た。容赦ない勢いで。

その後、逃げる逃げる。
それでも火の粉は追って来る。

日本勢、悲鳴を上げる中、
現地の子どもは涼しい顔して楽しんでいる。
これぞ3つ子の魂百まで。


メルセ祭り大好きだけど、
こればっかりは狂ってるとしか思えない演目。


いやはや、命拾いとはこのことだ。

やっと安心して見物できる位置に来たときには、
通りは火の海と化していた。




4 comments:

  1. でたーCorrefoc!ホントに殺されるかと思ったわ。それなのにまた飛び込んでいくなんて...さすがのんたま。

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  2. 飛び込んだんじゃないよー。汗
    逃げまくったもの =3
    それでもあっちから飛び込んでくるわけ・・・。

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  3. た、たしかに...逃げてんのに追っかけてくるんだよね。そういえばさ、そういう体験したねー他でも。

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  4. 他の方がインパクト大かも。。。
    逃げれば逃げるほど・・・ってやつですね・・・。
    記憶から消しませう。

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