失った記憶は戻らなくとも、
見つけるものもあったメルセ最終日。
海沿いに向かいぶらっと近所を歩いていると、
なにやら通りにデコレーションが。
カタルーニャ語で「キャンディーの雨」!?
文字通りキャンディーがいっぱい吊るされている!
おびき寄せられるようにして通りを進むと、
煙とともに芳ばしい香りが・・・。
がたいは良いがラブリーなエプロンのおばちゃんが
せっせと何かを配ってる。
遠巻きから眺めていると、
「ちょっとお嬢ちゃん・・・」と手招きされた。
煙と匂いの正体はコレ!
焼きたてのイワシを丸々2本はさんだボカディージョ。
空腹にはありがたいごちそう。思わぬ形で朝食をいただく。
焼き魚を骨ごと食べる食文化、ここで生きていけると確信する。
寄り道の結果お腹も満たされ、本来の目的地へ。
バルセロネータの海岸沿いで行われたフリマ。
その名も"Lost & Found"
私にとっては別の意味で失ったものが多そうな数日間。
今度は何かを見つける番だ。
ごたごたしたブースから掘り出し物を見つけるのには一苦労。
だけど、ブースを出している人たちがみんなかわいくて、
バルセロナにもこんな人々がいるもんなのねぇと再発見。
結果・・・
戦利品として、いくつかのストールとこのTシャツを発掘。
AdidasなのかAjidesなのか。たとえバッタもんだとしても、
バルセロナへの愛は本物だと信じたい。