12 February 2010

"白い粉"をめぐる論争

家でもコーヒー飲みたい!!ということで、初期投資の一つとしてまっさきに購入したのがこちら。cafeteraとスペインではいうが、要は、お手軽にできるエスプレッソマシーン。
3つのパートに分かれていて、一番下に水を入れ、真ん中にコーヒーの粉をセットし、火にかける。しばらくすると沸騰した水が上部に吸い上げられ、あ〜ら不思議、コーヒーの出来上がり!となるわけだ。
これ、日本でも見かけたことはあったが使ったことはなかった。実家にあったデロンギのエスプレッソマシーンは、作りはモダーンだし自動で淹れられたわけだが、その後の掃除が面倒で、コーヒーが冷めてしまう・・・。なんて言い訳で放置していたくらいなのに・・・。

しかしながら、cafeteraは原始的だがかなり使える。これで朝一番にコーヒーを淹れると、一日をシャキッと始められるわけだ。

さて、本題はというと、このコーヒーに入れる砂糖について。先日友達の家でクレープをごちそうになりながらコーヒを飲むことになった時のこと。私はクレープが甘かったのでコーヒーには砂糖を入れなかった。

そしたら天地がひっくり返るくらいの勢いで驚かれたのである。

そう。スペインではコーヒーに砂糖を入れるのは当たり前のこと。基本エスプレッソベースということもあろうが、甘くないコーヒーなんてあり得ないのだそうだ。

この件については、食品に関するスペイン人と日本人の大きな認識の違いがあるようだ。

こちらに住む日本人の友人のパートナー(スペイン人)も、やはりコーヒーにはスプーン大盛り3杯の砂糖を入れるという。砂糖の入れ過ぎは良くない!と友人が言ったところ、「白いお米の方がよっぽどよくないじゃん」との返答。

どうやらスペインでは白いお米は体に悪い、ということがけっこう言われているらしいのである。日本で砂糖は虫歯になる〜とか太る〜とか言ってとにかく糖分摂取を控えるように白米は忌み嫌われるとのことだ。そのくせ、砂糖に対する恐怖心は皆無、といっていいほどないらしい・・・。

白米が健康に悪いのであれば、日本も肥満大国として名を馳せていることだろうが。



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