13 February 2010

劇団ひとり


一応、わたくし学生としての毎日をここバルセロナで送っている。


Casa Convalescènciaといってモデルニスム建築で有名なサンパウ病院
に併設している厳かな建物で、授業が行われている。


同じ建物内にバルセロナ自治大
(Universitat Autònoma de Barcelona ;UAB)
の医学部があるため、白衣姿の人たちとすれ違うことが多い。
写真左の窓辺にも二人、写っているかな???


受講しているのは大学付属の語学学校のスペイン語(castellano)コース。
学校全体を見渡しても日本人が私ひとりのようなのでびっくりした。

ヨーロッパからの多くの生徒は、エラスムス制度
(映画『スパニッシュ・アパートメント』参照)
を利用した交換留学生で、近々UABでの授業も始まるという。

放り込まれたクラスには、スウェーデン、フランス、シンガポール、
デンマーク、オーストリア、インドネシア、カナダ、と様々な国から
やって来た生徒がいて、とても国際色豊か。
スウェーデン人でもイランからの移民だったり、
カナダ人でもルーツはイタリアのシシリアだったりと、
バックグラウンドが授業のテーマになるだけで興味深い話が聞ける。


あぁ、しっかし、とにかくよくしゃべるよぉ彼らは・・・。


わかっててもわからなくても、とにかく思いついたら口に出す。
それでこそ授業に参加している証なのだ。
おとなしく先生の話なんか聞いていたら、
具合が悪いか、やる気ないかに思われる。


私がよく言われる3か条


1. 大きな声で!
2. もっと大きな声で!
3. もっともっと大きな声で!


はい、これにつきます。
ともかく日本にいたって声の通らない私に、
腹から声を出せなんて・・・かなりムリな要求だわ。


4時間ずつのクラスに加え宿題を終えると知恵熱が出るほど。


毎朝発声練習をしてから登校しようかしら・・・。





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