高校の先輩の卒業旅行になぜか一人でくっついて行き、初めてバルセロナの地を踏んだ時、私は絶対ここに住む!と直感した。
大学を卒業してすぐに留学するつもりが、ひょんなことから不眠不休の編集の仕事をすることになったり、そこから逃げ出してからも約4年、結局日本で仕事を続けたりで、何度もバルセロナ行きを断念しそうになった。
昨年の頭にはいろいろな事情で煮詰まってしまい、行くべきか行かぬべきか悩んだあげくやはり行くと決めた道。もはや後戻りはできなかった。
しかしながら、去年は環境の変化がありすぎて心のバランスをかなり崩し、自分が何がしたいのか見失いそうになった。
そんな時部屋の掃除をしていたら、デスクの上に置いていただるまさんがこーろんだ・・・。だけど、だるまさんは自分で起き上がったのだ!!!これはバルセロナ在住6年になる友人が日本に帰国した際にくれたもの。そういえばいただいた時、私はバルセロナへ行く!と願をかけて片目を塗り潰したんだった。
そんな時部屋の掃除をしていたら、デスクの上に置いていただるまさんがこーろんだ・・・。だけど、だるまさんは自分で起き上がったのだ!!!これはバルセロナ在住6年になる友人が日本に帰国した際にくれたもの。そういえばいただいた時、私はバルセロナへ行く!と願をかけて片目を塗り潰したんだった。
そう、だるまさんのごとく私の人生は七転び八起きだ。そこからは、決意を新たにスペイン行きを実行に移し、滞っていたビザの手続きも順調に進んだり、日本での仕事の片がついたりと考え方で物事がいい方に変わった。
毎日のように続いた壮行会での疲れと、旅立つことでやっぱりナーバスになっていたことで、出発2日前にはマイソウルメイト、Yukkyの前で嘔吐、という大失態を犯したほどだが、なんとか無事に日本から飛び立った。
フライトの関係で雪が降り積もるコペンハーゲンに一泊し、いよいよバルセロナ行きの便に搭乗する。飛行機からの風景が雪山から地中海に変わり、着陸直前に碁盤目状のバルセロナ市街が見えたとき、周りの北欧人がざわつく中、思わず感極まってひとり頬を濡らした。
なんという空の色!なんというすがすがしさ!
なんという空の色!なんというすがすがしさ!
そう、この地で第一歩を踏み出した私の足はまだ浮き足だっている。出発前日にDVDが発売になったマイケルのThis is Itで観たように、まるで無重力状態の中にいるムーンウォークだ。
だけど、焦らないで歩こう。後ろ向きに前向きで。
ひとまず、最初の一歩として、日本から連れて来ただるまさんに目を書き入れた。
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