23 February 2010

Yes, We Can!!?


もうすぐバルセロナに来て一ヶ月が経つ。
旅人と住人では勝手が大きく違うことを実感している今日この頃だ。




そんな中、一番ストレスなのが、同居人との話し合い。
どうかサグラダ・ファミリアの画像でも見ながら聞いてほしい。
私の同居人は二人。前述のスコットランド出身の女の子C(22)と大家の息子A、といっても38歳・・・。てか大家じゃん!?
二人とも個別に話す分にはいいんだけど、どうもこの二人のそりが合わない。
そんな中、二日前の日曜に強制的な同居人会議に巻き込まれた・・・。


大家の息子Aは、私たちに順番を決めて週一回のみ洗濯しろとのこと。一応私は守っていたんだけど、スコットランド女子Cは、理解できてないようで勝手にしちゃってるわけ。それで、お怒りの様子。


ま、それだけならいいんだけど、その先が永遠と続いたのでまいった。


この息子Aは、洗濯のことのみならず、毎晩夜中に出歩き、家にいると思えば部屋に引きこもってSkypeで彼氏と英語で話しているCの素行が気に食わないらしく、説教が始まった。


それで、英語がよくわからないAとスペイン語がわからないCの間に入って英語もスペイン語もよくわからないけど、その両方を最低限理解でき、伝える事ができる私がその間に入って仲介することになるわけ・・・。


はじめはAの用件だけを伝えていたんだけど、だんだんと自分の哲学語り始めちゃってさ・・・。正直しんどい。。。
このAがね、若い頃はパーティーピープルだったらしいんだけど、大きな事故に遭って、昏睡状態→6年間半身不随の生活を余儀なくされたとかで、それ以来「事故が自分を変えた」ってな思いがあるとのこと。
で、健康な体があるだけで幸せなのだから、君たちはそれを十分身にしみて感じ、努力しなければならない!20年後の自分が何をしたいか常に想像しながら行動しなければならない!ってな具合になってきて・・・。


彼がCにした提案をまとめると、


・自分がやっているChi-Kung(Tai-chiと同じようなもの)を君が望むなら教えるよ。リラックスするには一番なんだ。


・僕たちは一緒に住んでいるんだ。君は君の部屋に住んでるんじゃない。リビングに出て音楽聞いたり、テレビを見たりしていいんだよ。


・夜中に出歩いてばかりでいないでスペイン語を話す努力をしなさい。


・僕の友達が来た時は、Hola!だけじゃなくて、もっと話しをしなさい。この前だって、なんて冷たい子なんだって言われちゃったよ!


で、最後にはオバマの演説を引用して、君が望むなら〜
"Yes, We Can!!!"と絶叫!!!


ちーん。


イギリス人にそのたとえはないだろ・・・。


ちなみに、この息子Aの20年後の姿は、自分のアソシエーションを作って困っている人のメンタルケアをすることなのだとか・・・。
この押し付けがましさはとてもリラックスできたもんじゃありませぬ。


早くも、父親より説教臭いこの同居人に辟易しております。。。
こんなんで、テスト前の貴重な時間を奪われ、散々な休日だったわ。
住んでる場所とか部屋とかは結構気に入っているんだけどね・・・。






あ、でももちろん、私は昨日彼と一緒にテレビを観ましたよ・・・。
かなりご機嫌の様子でした。
単純。

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