"Sí" つまりは"Yes"
この一言で受け入れられたという感覚を覚えた。
ジョン・レノンがオノ・ヨーコに恋したように。
バルセロナはモンジュイックにあるFundació Joan Miró
ミロといえばカタルーニャを代表するアーティストだが、
この日の私の目的は、企画展のPipilotti Rist展を見ること。
ピピロッティ・リストといえば、
2007年末〜2008年初旬にかけて
品川の原美術館でも個展が行われたスイスのアーティスト。
この時も足しげく通ったっけ・・・。
彼女の個展がミロ美術館でこの日スタートしたのだ。
もともと私も大好きだったのだが、
日本でこの話題に乗っかれるのは、ウタさんくらいだったので、
ウタさんの来訪を待っていたようにこの展示が始まったことに、
ちょっとした奇跡を感じた。
今回のテーマは"sentimientos electrónicos(電子的感覚)"
ビデオアーティストの彼女の得意とするところかな。
天井や壁に映し出される映像を
床に枕で寝っころがってひたすら眺める。
イノセントと思いきやグロテスク。
水の中の映像が多いのに浮遊している感覚に襲われる。
しばらく眺めているうちにそのまま寝そうになる・・・。
十分ピピロッティ&ミロを堪能した私たちだが、
何よりも私を喜ばせたのは、
お庭でお飲物のサーブが始まったこと。
理由はなんだかよくわからねど、
「いただけます?」と恐る恐る聞いてみたら、
あっさり「何がよろしくて?」とお答え。
もちろんカヴァ頼んじゃった。
ひたすら作品を鑑賞した後のキンキンに冷えたカヴァ。
これグッと効きたわ〜。
午後9時を過ぎてもいっこうに暮れない空を眺めながら、
ほろ酔い気分でモンジュイックの丘を下った私たちであった。
ええなーーこういうの、ええなあー
ReplyDeleteええやろー。
ReplyDeleteその日暮らしのイシダッティですけどねー